栃木 東地区首位攻防戦でA東京に20点差快勝

[ 2016年10月23日 05:30 ]

Bリーグ 第5節 第2日 ( 2016年10月22日    宇都宮市体育館 )

栃木―A東京 第3クオーター、シュートを放つ栃木・田臥
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 宇都宮市体育館などで行われ、東地区の首位攻防戦は栃木が34得点、12リバウンドのロシター、8アシストを決めた田臥の活躍でA東京に96―76で快勝し、8連勝で8勝1敗とした。A東京は7勝2敗。西地区は琉球が名古屋Dに71―58、三河が京都に66―37で勝ち、ともに6勝3敗とした。首位名古屋Dは2敗目(7勝)を喫した。中地区はトップを走る川崎が富山を112―90で下し、8連勝で8勝2敗となった。

 ともに7勝1敗で迎えた東地区の首位攻防戦は、栃木が完成度の高さを見せつけ、A東京に20点差の快勝を収めた。8アシストと攻撃を操った司令塔の田臥は「大きなチャレンジになる試合だった。しっかりディフェンスから入れた」と勝利の意義を強調した。

 外角、内角と攻めのバランスが良く、第1クオーターで早くも14点のリードを奪った。じりじりと追い上げられたが、第4クオーターだけで18得点と爆発したロシターの活躍で最後に突き放した。攻め手が多彩で、3本放った3点シュートを全て決めた遠藤ら4人が2桁得点を記録。ギレンウオーターら外国人選手に依存しがちだったA東京とは対照的だった。

 両チームとも新戦力を加えた中、ロシターは「いいケミストリー(化学反応)」と成熟度の差に自信を示す。23日も同じカードとなるこの2連戦を連勝できれば、独走ムードも漂ってきそうだ。

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2016年10月23日のニュース