平尾誠二さん訃報に追悼の声続々 五郎丸沈痛「こんな朝はつらい」

[ 2016年10月20日 13:35 ]

ラグビー元日本代表の平尾誠二さん
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 ラグビー日本代表で主将、監督を務めた平尾誠二(ひらお・せいじ)氏が20日に死去した。53歳の若さだった。フランス1部リーグ「トップ14」のトゥーロンに所属する五郎丸歩(30)はツイッターで「こんな朝はつらい」と沈痛な様子。「ミスター・ラグビー」の訃報に、追悼の声が相次いだ。

 1991年の第2回ワールドカップに平尾さんと一緒に出場した元チームメートの吉田義人氏(47)はフジテレビ「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜後1・45)に電話生出演。「昨年のW杯(9~10月)の時、テレビで拝見して、痩せられていて、われわれ後輩は体調を心配しておりました。現場で姿が平尾さんの見られなくなったのは、うかがっていました。ショックで、何とも言えません。19年に日本に初めてW杯が来るということで、平尾さんとタッグを組んで、日本のラグビーの素晴らしさをアピールしたかった。平尾先輩こそ、本当に無念だったと思います」と話した。

 日本代表の畠山健介(31=サントリー)はツイッターで「ラグビーを知らない人でも平尾さんの名前を知っている人は多かったと思います。もっと長く元気に日本ラグビーを支えてほしかったです。ご冥福を祈り致します」と追悼。真壁伸弥(29=サントリー)はツイッターで「平尾さん!?」と信じられない様子だった。

 思想家の内田樹氏(66)はツイッターで「素晴らしいアスリートでしたね。印象に残っているのは同志社を率いて新日鉄釜石と日本一をかけて戦ったお正月の試合の前にインタビューで『今日はお祭りですから、思い切り楽しみます』と言い切った時の笑顔でした。ご冥福を祈ります」としのんだ。

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2016年10月20日のニュース