ラグビー元日本代表監督 平尾誠二氏死去…早すぎる53歳

[ 2016年10月20日 13:08 ]

ラグビー元日本代表の平尾誠二さん
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 ラグビー日本代表で主将、監督を務めた平尾誠二(ひらお・せいじ)氏が20日午前7時16分、死去した。53歳だった。神戸製鋼関係者が明らかにした。京都市出身。自宅は神戸市東灘区。葬儀・告別式の日取りは未定。最近は体調を崩していた。

 平尾氏は1963年、京都市に生まれ、京都・伏見工高(当時)では81年に全国高校選手権大会で初優勝。山口良治監督の下で成し遂げた快挙はテレビドラマ「スクールウォーズ」(TBS)のモデルとなった。同志社大ではSO、CTBとして史上初の大学選手権3連覇に貢献。86年に神戸製鋼に入社後は日本選手権で7連覇を達成した。

 大学時代に日本代表に選出されると1987年の第1回大会からワールドカップに3大会連続で出場。91年の第2回大会では主将として日本をW杯初勝利へと導いた。98年の引退後は神戸製鋼で総監督、ゼネラルマネジャーを務めたほか、97年~2000年まで監督として日本代表を率いた。

 端正なルックスと華麗なプレー、抜群のキャプテンシーで「ミスター・ラグビー」として人気に。日本開催の19年W杯へ向けて、昨年5月には大会組織委員会の事務総長特別補佐に就任していた。

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2016年10月20日のニュース