同大 3連勝 昨年開幕戦で敗れた近大に逆転勝ち

[ 2016年10月16日 18:12 ]

関西大学ラグビー第3節最終日 ( 2016年10月16日    宝が池 )

 ムロオ関西大学ラグビー第3節最終日が京都市の宝が池競技場であり、同大が昨年の開幕戦で敗れた近大に勝利して開幕3連勝とした。近大は2勝1敗となり、3節を終えて無敗は同大と天理大だけになった。

 流れを変えたのは、将来の同大を背負って立つ男だ。7点を先制された後、CTB永富晨太郎(2年)が足で次々とチャンスをつくった。5―7とした前半14分の山田のトライは、自身が22メートル付近から仕掛けてラインブレークしたのがきっかけ。同29分は22メートル付近のラックから素早く持ち出してそのままインゴールに抑えた。

 「最初にラックサイドが空くとわかったので、もう1回空いたら行こうと思っていました」

 狙い通りのトライで10―7と逆転した。

 今季は兄の健太郎(4年)がSOに定着。第1CTBの弟は「他の人より指示が出しやすい」と、息の合ったプレーを見せている。兄弟ホットラインで2年連続のリーグ制覇を目指す。

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2016年10月16日のニュース