青学大「神ってるぞ大作戦」で出雲連覇よコイ　１区鈴木に託す

野球のポーズで気合を入れる青学大の１区・鈴木
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　学生３大駅伝の初戦、第２８回出雲全日本大学選抜駅伝は１０日、島根・出雲大社正面鳥居前から出雲ドーム前までの６区間４５・１キロで行われる。２年連続箱根王者で今大会も連覇を狙う青学大の原晋監督（４９）は９日、出雲市内での監督会議後に今大会の作戦を「神ってるぞ青山大作戦」と命名した。

　１５年箱根の「ワクワク大作戦」、１６年箱根の「ハッピー大作戦」など指揮官は大会ごとにテーマを掲げる。「神ってる」はプロ野球セ・リーグを制した広島の緒方監督が、今年ブレークした鈴木誠也を表現したフレーズ。神様が集うとされる出雲でのレースに加え、原監督は昔からの広島ファン。「（カープの）赤の次は（青学大の）青！」と不敵な笑みを浮かべた。しかも、１区に起用したのは神ってる男と同じ名字の鈴木塁人（たかと、１年）だ。中学までは野球少年。「先輩がビックリするような走りをしたい」。史上４校目の学生駅伝３冠へ、鈴木は区間賞デビューでチームを勢いづける。