パナソニック4位浮上 飛び級参加の筑波大・山沢が26得点

[ 2016年10月9日 05:53 ]

ラグビートップリーグ第6節第1日 ( 2016年10月8日 )

<パナソニック・NEC>前半、タックルをかわし攻め込むパナソニック・山沢。この後、トライに成功
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 5試合が行われ、パナソニックは51―26でNECを破り、勝ち点19で暫定4位に浮上した。前節で故障したSOバーンズに代わって先発した筑波大4年の山沢拓也(22)が、1トライ6ゴール3PGで計26得点の荒稼ぎ。開幕2戦は先発するも不完全燃焼に終わった若き司令塔が、出身地の埼玉・熊谷で輝きを放った。また、サントリーは宗像サニックスを41―8で下し、全勝をキープした。

 <パナソニック>飛び級でトップリーグに挑戦するホープがようやく輝きを放った。筑波大4年のSO山沢は、3試合ぶりの出場で1トライのほかゴール6本と3PGで26点をマーク。「思い切ってやろうと心掛けた。トライできてうれしい」と穏やかな表情のまま喜びを語った。開幕戦から出場した3試合で思うようなプレーができず、第4節からメンバーを外された。「ごちゃごちゃした頭を整理した」と地道に戦術面の理解を深め、成長を示した22歳の逸材は「いい経験をどんどん上乗せして、いい選手になりたい」と意欲をかき立てた。

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2016年10月9日のニュース