豪栄道、埼玉栄後輩から刺激 10分間“かわいがり”

[ 2016年10月9日 06:31 ]

関係者と写真撮影する豪栄道(右から4番目)ら埼玉栄高出身力士
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 大相撲の秋巡業が8日、埼玉県さいたま市で行われ、秋場所で全勝優勝を果たした大関・豪栄道が母校・埼玉栄高の相撲部から刺激を受けた。朝稽古では高校後輩の十両・大輝にぶつかりで10分間も胸を出し“かわいがり”を敢行。その後、同校相撲部と幕下力士がプロアマ交流戦を行う姿を目に焼き付け「自分も高校3年間で学んだことは多かったから」と会場に駆けつけてくれた後輩の姿に感化されていた。

 プロアマ対抗戦で幕下力士に勝利した同校1年の斎藤大輔さん(15)は「秋場所での豪栄道関の優勝を見て気持ちを強く持つことの大事さを学びました」と先輩に尊敬のまなざしを向けた。九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)で綱獲りに臨む豪栄道は幕内土俵入りで同校から贈呈された化粧まわしを締めて“恩返し”を果たし「周りの声を気にせず、自分のペースで頑張りたい」と改めて気合が入った様子だった。

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2016年10月9日のニュース