パラカヌー女子の瀬立 10日ゴールドコンサートでトークゲスト

[ 2016年10月7日 15:44 ]

瀬立モニカ選手
Photo By スポニチ

 リオデジャネイロ・パラリンピックのカヌー・女子カヤックシングル(運動機能障害KL1)で8位入賞した瀬立モニカ選手(18=筑波大)が、10月10日に東京・国際フォーラムで行われる“障がいを持つミュージシャンの音楽コンテスト”「第13回ゴールドコンサート」(NPO法人日本バリアフリー協会主催)のトークゲストとして出演することが決定した。

 東京都江東区出身の瀬立選手はリオ大会から新採用された女子カヤックシングルで日本代表に選ばれ、予選を通過し、決勝レースに出場し8位入賞した。20年東京パラリンピックでのさらなる活躍に向けて早くも始動しており、9月下旬にウズベキスタンで行われた「第1回アジアパラカヌー選手権大会」のKL1クラスで優勝するなど、今後の活躍が大いに期待されている。

 瀬立選手は会場でボランティアスタッフと開場時のお手伝いのほか、開演後のステージに登場し、トークを披露する。

 同協会の貝谷嘉洋代表は「私たちはゴールドコンサートなど音楽を通して、障がい者の自立と社会進出の拡大を目指してまいりました。4年後の東京オリンピック・パラリンピックでは芸術プログラムを並行して行われると聞いておりますが、ゴールドコンサートはその一翼を担う所存となれればと思います。今後パラリンピックとの連携を深めるために、積極的に交流していきたい」と、スポーツと音楽との融合に熱い思いを寄せた。

 なお、今回行われる「第13回ゴールドコンサート」には、沖縄、福岡、仙台、関西の地方予選会および音源審査を勝ち抜いた国内外のミュージシャン11組が出場し、グランプリを目指す。

 また、コンテスト終了後には昨年グランプリを受賞したDJ Yuta&Yuichiをはじめ、注目の男性9人組バンド「二人目のジャイナ」のスペシャルライブも行われる。

続きを表示

2016年10月7日のニュース