スポーツ庁 陸上サニブラウン、卓球平野や柔道阿部を海外派遣へ

[ 2016年10月3日 23:47 ]

 スポーツ庁が2020年東京五輪・パラリンピックに向けて新たに始める若手有力選手の海外派遣事業の対象選手に、陸上男子短距離の17歳、サニブラウン・ハキーム(東京・城西高)や、卓球女子で16歳の平野美宇、男子で13歳の張本智和(ともにエリートアカデミー)、柔道男子66キロ級の19歳、阿部一二三(日体大)らが選ばれたことが3日、分かった。

 10代を中心にパラリンピックも含めて有力選手を10人程度選び、海外で集中的に育成、強化を図る。

 陸上のサニブラウンは故障の影響でリオデジャネイロ五輪出場は逃したが、昨年の世界ユース選手権で2冠に輝いたホープ。卓球女子の平野は同学年の伊藤美誠(スターツ)と組むダブルスの「みうみま」ペアで知られ、男子の張本は6月の国際大会、荻村杯ジャパン・オープンの21歳以下のシングルスで最年少優勝した。柔道の阿部もグランドスラムなどの国際大会で優勝経験がある。

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2016年10月3日のニュース