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【岡崎真の目】羽生、3種類目の4回転体得でフリー構成に幅

男子SPで華麗なジャンプを披露した羽生結弦
Photo By 共同

フィギュアスケートオータム・クラシック
(9月30日 カナダ・モントリオール)
 試合で認定された選手はいたものの、初めて「成功」と言える4回転ループを決めた羽生は、また一つレベルを上げたと言っていい。やや詰まった感じもあったが、回転も着氷も問題なし。トーループ、サルコーに続く3種類目の4回転を手にしたことで、同一ジャンプの繰り返しに制限のあるルール上、フリーの構成に選択肢が広がった。

 基礎点で言えば3番目に低いループだが、試合で4回転を成功させた選手がいなかったことには理由がある。他のジャンプは踏み切り足と着氷の足が逆であったり、踏み切り足ではない足のトー(爪先)を突いたりする。つまり両脚を使うため、高さや飛距離を稼ぎやすい。しかしループは、左回転の羽生のケースで言えば右足で踏み切り右足で着氷する。左足はほぼ使えないため独特の難しさがあり、得手不得手がはっきりする。

 シーズン初戦の1発目で新兵器を完遂しただけでも十分だが、続く連続ジャンプの最初に体勢を崩しながら、2発目に3回転を回り切るあたりも、さすがのボディーコントロールだ。余裕が出てくれば、スピンのレベルの取りこぼしもなくなるだろう。完成度が高まるのを楽しみにしたい。 (ISUテクニカルスペシャリスト、プロコーチ)

[ 2016年10月2日 09:20 ]

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