宇野 4回転フリップ国内初披露へ「調子は悪くない」

[ 2016年10月1日 05:30 ]

軽やかにステップを刻む宇野昌磨

 フィギュアスケートの日本、北米、欧州の3地域対抗戦、ジャパン・オープン(1日)の公式練習がさいたまスーパーアリーナで行われた。

 4月の国際大会で世界で初めて4回転フリップを成功させ、ギネス世界記録に認定された男子の宇野昌磨(18=中京大)は、大技の国内初披露に意欲たっぷり。フリーで使用するタンゴの曲をかけての練習では転倒したものの、1度は成功し「調子は悪くない。あとは試合でどう合わせられるか」と自信を示した。

 2つのトーループと合わせて最大3つを準備する4回転ジャンプは、当日のコンディションを見て跳ぶ本数を判断する予定で「できれば全部跳びたい」と貪欲だ。18歳のホープは「五輪前年を意識し過ぎず、やるべきことをやりたい」と目の前の試合に集中した。

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2016年10月1日のニュース