片男波部屋・玉飛鳥が現役引退、年寄「荒磯」襲名 幕内通算12場所

[ 2016年9月30日 05:30 ]

現役を引退し、年寄「荒磯」を襲名する玉飛鳥関

 元幕内で東幕下9枚目の玉飛鳥(33=片男波部屋)の現役引退と年寄「荒磯」の襲名が決まった。

 29日の理事会で承認された。今後は片男波部屋付きの親方として後進の指導に当たる。98年春場所で初土俵を踏み、04年九州場所で新十両、05年名古屋場所で新入幕した。得意は押し、左四つ寄りで、幕内は通算12場所務めた。自己最高位は西前頭9枚目。左脚骨折、糖尿病などに苦しみながらも、誠実な土俵態度に定評があった。入幕は7度に及んでおり、十両昇進7度は須磨ノ富士に次いで史上2位の多さだった。

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2016年9月30日のニュース