上地募る後悔「やることをできていたら勝てた」3決で雪辱を

[ 2016年9月15日 05:30 ]

準決勝、得点され険しい表情を見せる上地

リオデジャネイロ・パラリンピック 車いすテニス 女子シングルス準決勝 上地結衣3―6、6―4、5―7ファンクート

(9月13日)
 上地は目標だった金メダルを手にすることはかなわなかった。女子シングルス準決勝での敗戦。22歳の目に涙がにじんだ。第3セットは一進一退の展開となった。しかし「攻め急いだ」と勝負どころで焦りが生まれ、5―7で落とした。「しっかりとやることをできていたら必ず勝てた」と悔しさが募った。

 ダブルスの3位決定戦でも悪い流れを断ち切ることができず、またもフルセットの末に敗退。残された目標はシングルスの3位決定戦を制し、日本女子初のメダル獲得だ。「今日の悔しさを全部晴らして帰れるようにする」と雪辱を期した。

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2016年9月15日のニュース