松山 15番で痛恨ダボ24位 最終戦ツアー選手権へ

[ 2016年9月13日 05:30 ]

<BMW選手権ゴルフ最終R>9番でバンカーからチップインバーディーを奪い、ギャラリーの声援に応える松山英樹

米男子ゴルフツアーBMW選手権最終日

(9月11日 米インディアナ州カーメル クルックドスティックGC=7567ヤード、パー72)
 プレーオフ第3戦の最終ラウンドが行われ、松山英樹(24=LEXUS)は74で通算6アンダー、282の24位だった。シーズン通算ポイントの総合順位は17位となり、30位までによる最終戦のツアー選手権(22日開幕、ジョージア州)に進んだ。ダスティン・ジョンソン(32=米国)が通算23アンダーで今季3勝目、通算12勝目を挙げた。

 松山はアイアンショットの距離感がいまひとつだった。パットでも苦戦し、8番までに3つスコアを落とした。それでも9番パー5でバンカーからチップインバーディーを奪うと10、11番も連続バーディーで挽回した。

 15番で50センチ足らずのボギーパットを外し、ダブルボギーを叩き「もったいなかった」と悔やんだ。ただショットは復調気配で「いいスイングはできている。次につなげたい」と表情は明るい。

 ツアー選手権に3年連続で出場する。「プレーオフが悪かったら行けないし、それは凄くよかったと思う」と喜んだ。同選手権は総合順位に応じて持ち点に差がついた状態で争われ、17位の松山にもボーナス1000万ドル(約10億2000万円)の総合優勝の可能性は残されている。10月には日本オープンも控えており「いい結果を残して(日本に)戻れるようにしたい」と米ツアーの締めくくりへ意欲は十分だ。

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2016年9月13日のニュース