稀勢の里「いい状態」綱獲りへ調整万全 昇進の条件は初優勝

[ 2016年9月11日 05:30 ]

土俵祭りに臨んだ(後列左から)日馬富士と稀勢の里。前列は左から二所ノ関審判部長、八角理事長

大相撲秋場所

(11日初日、両国国技館)
 綱獲りに挑む大関・稀勢の里は初日前日も東京都江戸川区の田子ノ浦部屋で朝稽古。

 午前10時からの土俵祭りに参加するため軽めの内容で切り上げたが、場所中の朝稽古も休むことはないだけに「いつも通り」と特別な意識はなく最終調整を終えた。「いよいよという感じか」と聞かれると「そういう気持ちで調整してきた。いい状態」と万全の態勢を整えた。審判部は横綱昇進の条件は初優勝としている。八角理事長も同様の考えで、「(白鵬が不在でも)関係ない。この場所の成績」と勝ち星のノルマなどには言及しなかった。

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2016年9月11日のニュース