松山 背中張り大丈夫 第2R終え5アンダー、14位

[ 2016年9月10日 05:30 ]

<BMW選手権ゴルフ第1R>第1ラウンド、9番でパーパットを決め、ギャラリーの声援に応える松山英樹

BMW選手権・第1日

(9月8日 米インディアナ州カーメル クルックドスティックGC=7567ヤード、パー72)
 第1ラウンドが行われ、雷雨による中断の影響で半数以上の36人がラウンドを完了できず、日没サスペンデッドとなった。松山英樹(24=LEXUS)は12ホールを終えてボギーなしの4バーディーで暫定6位につけた。65で回ったロベルト・カストロ(32=米国)が暫定トップに立った。翌日に第1ラウンドの残りが行われ、松山は4アンダーの68で、首位と3打差の8位で第1ラウンドを終えた。

 久しぶりにアイアンショットが好調だった。前日は背中の張りを訴えてプロアマ戦を途中棄権した松山だが、その影響は感じさせなかった。

 出だしの1番パー4は残り93ヤードの第2打をピン30センチにピタリとつけた。しかし、ここで中断のホーンが鳴った。激しい雷雨で約3時間半待った後、午後5時にようやく再開しバーディーパットを沈めて好発進した。

 長時間プレーが止まってもショットのさえは変わらなかった。前週ドイツ銀行選手権後「少しでもいい状態に持っていけるように」と話した通りきっちり仕上げてきた。

 パー5の5番は第3打を1メートル、8番パー4も残り156ヤードからグリーン左の池に近いピンを攻めて50センチにつけてバーディー。ティーショットをラフに入れた11番パー5もレイアップした後の第3打を1メートルに付けて4つ目のバーディーを奪った。12番グリーンでサスペンデッドを告げるホーンが鳴り、このホールをパーで終えて4アンダーで翌朝に競技を持ち越した。

 翌日は13番からプレーを再開。ティーショットをラフに入れた14番をボギーにしたが、15番パー5で第2打をグリーン手前に運び取り戻した。

 その後第2ラウンドも続けて行われ、4バーディー、2ボギーの71でホールアウト。通算5アンダーの14位で第2ラウンドを終えた。

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2016年9月10日のニュース