桐生 9秒台目指し「自分の走りを」 今季最終戦へ渡仏

[ 2016年9月10日 05:30 ]

今季最終戦のデカネーションが行われるフランスへ出発する桐生

国別対抗戦・デカネーション

(9月13日 フランス・マルセイユ)
 9秒台で来季につなげる。リオデジャネイロ五輪の陸上男子400メートルリレー銀メダリスト・桐生祥秀(20=東洋大)が9日、今季最終戦となる国別対抗戦・デカネーション(13日、フランス・マルセイユ)の100メートルに出場するため羽田空港から出発した。桐生は「自分の走りをしっかりしたい」とタイムに言及することはなかったが、指導する土江コーチは「今回は記録を意識して臨みたいという話を(桐生と)している」と日本初の9秒台を狙っていることを明かした。

 9秒台をマークすれば、世界最高峰・ダイヤモンドリーグ(DL)からの出場オファーの可能性が高くなる。五輪後初戦だった日本学生選手権では10秒08をマークし、新調したスパイクにも手応え十分。13年6月以来となるDL参戦に向け“10秒の壁”を突き破る。

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2016年9月10日のニュース