上地 「非常に光栄です」笑顔で開会式旗手 初金目指す

[ 2016年9月9日 05:30 ]

<リオパラリンピック・開会式>笑顔で手を振る旗手の上地

リオデジャネイロ・パラリンピック開会式

(9月7日 マラカナン)
 開会式では車いすテニスの上地結衣(エイベックス)が旗手として日本選手団を先導した。国旗を車いすに固定し、笑顔で行進した22歳は「パラリンピックというアスリートの憧れの舞台で、旗手として日本代表選手団を先導できて非常に光栄です」と語った。女子シングルスは10日から初戦が始まる。世界ランキング2位の女子エースは「ひとまず大役を終え、ここからは競技者として結果を残せるよう、集中していきたい」と初の金メダル獲得へ向けて気持ちを切り替えた。

 主将の車いすバスケの藤本怜央(SUS)は開会式を欠席して、8日の初戦トルコ戦に備えた。過去最高の6位以上を目標に掲げる日本の大黒柱は「体調管理を考慮して参列できませんでしたが、いよいよ始まるのだと緊張を感じています。最高の結果を出していけるよう本番に臨みたい」とコメントした。

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