絶好調のA・マリー 錦織を警戒「タフな試合になる」

[ 2016年9月7日 05:30 ]

テニス全米オープン第8日

(9月5日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 錦織を迎え撃つA・マリーも準々決勝に向けて自信を深めた快勝だった。世界24位の好調なディミトロフ(ブルガリア)をわずか5ゲームしか与えずに一蹴。「ミスもなく集中が切れなかった。相手もベストのプレーをしていたが、チャンスを与えずに勝てた」とうなずいた。苦戦を強いられた3回戦のロレンツィ戦とは異なり、持ち前のエネルギッシュな動きでコート中のボールを拾いまくった。

 今季は4大大会で優勝1回、準優勝2回と抜群の成績を残し、五輪金メダルも獲得。キャリア最高のプレーが続いている。錦織戦については「五輪の時と同じような良いプレーをしないといけない」と語り、「彼はハードコートが得意だし、この夏は凄く結果を残している。タフな試合になるのは間違いない」と警戒を緩めなかった。

続きを表示

2016年9月7日のニュース