大坂、逆転で2回戦進出 土居、西岡は初戦敗退 全米OP

[ 2016年8月30日 07:57 ]

女子シングルス1回戦 ポイントを奪いガッツポーズの大坂なおみ

 テニスの四大大会最終戦、全米オープンは29日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで開幕し、シングルス1回戦の女子で世界ランキング81位の大坂なおみが第28シードのココ・バンダウェイ(米国)に6―7、6―3、6―4で逆転勝ちし、2回戦に進んだ。

 第30シードの土居美咲(ミキハウス)は世界102位のカリナ・ビットヘフト(ドイツ)に4―6、1―6で敗れた。リオデジャネイロ五輪を制した第32シードのモニカ・プイグ(プエルトリコ)は鄭賽賽(中国)に4―6、2―6で敗れた。

 男子で世界85位の西岡良仁(ヨネックス)は第23シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)に3―6、5―7、4―6で屈した。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)、第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)、第5シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、第7シードのマリン・チリッチ(クロアチア)は順当に初戦を突破した。

 ▼大坂なおみの話 (全米初勝利に)すごくうれしい。第1セットを落としてもリラックスして戦うことを心掛けた。自分にあまりプレッシャーをかけずにプレーしようと思った。

 ▼土居美咲の話 相手が私のバックを狙って攻めてきたので、フォアで相手を動かす展開に持ち込めなかった。自分の武器を封じられた。この負けから学べることは多い。

 ▼西岡良仁の話 相手のサーブのコースを読むのが大変で、序盤は迷いながらプレーしていた。昨日は朝起きたら熱があって一日中寝ていた。万全の状態で戦えなかったのは残念。(共同)

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