羽生結弦 リオに刺激受け五輪連覇宣言「続いて頑張らないと」

[ 2016年8月23日 05:30 ]

ギネス世界記録の公式認定書を渡される羽生結弦

 フィギュアスケートの羽生結弦(21=ANA)が22日、東京都内でギネス世界記録の公式認定証授与式に出席し、今季のSP使用曲について「凄くテンポの速い、格好いい曲で滑ろうと思う」と明かした。

 過去2シーズンはショパンの「バラード第1番」を使用。昨年のグランプリファイナルでSP史上最高得点を叩き出したのもこの曲だったが、大幅なイメージチェンジを図る。一方でフリーについては「まだ発表できない」といたずらっぽく笑った。

 4月の世界選手権後から左足リスフラン関節じん帯損傷のために、1カ月半は完全休養。その後の2週間はリハビリに充て、練習再開当初は「1回転のジャンプもしなかった」という。例年にはなかった出遅れが心配されるが、現在の練習状況については「今はジャンプもして、元に戻ってきた」と不安はない。

 この日で閉幕したリオデジャネイロ五輪には大いに刺激を受けたようで「僕も続いて頑張らないといけない。いいメダルを持ってこないと」。早くも1年半後に迫った18年平昌(ピョンチャン)五輪へ向け、冬の主役が五輪連覇を宣言した。

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2016年8月23日のニュース