中村真衣氏 水泳教室でワンポイントレッスン、小学生らにエール

[ 2016年8月21日 15:45 ]

子どもたちに笑顔で泳ぎ方を教える中村真衣さん(中央)

 シドニー五輪競泳女子100メートル背泳ぎ銀メダリストの中村真衣氏(37)が21日、東京・江東区越中島プールで行われた「笑顔があふれる水泳教室」(主催・江東区屋外スポーツ施設事務所)でワンポイントレッスンを行った。

 イベントは小学1~4年生の25メートルを泳げない子どもを対象にした「ジュニア水泳教室」と、小学5年生以上で4種目を泳げる人を対象にした「泳力アップ水泳教室」の2部門で実施し、約150人の応募者の中から約50人が参加した。

 夏の日差しが照りつける中行われた「ジュニア水泳教室」には約20人の子どもたちが参加し、プール内での呼吸法やビート板を使ったバタ足のトレーニングなどを行った。
全国で数多くの水泳教室を行っている中村氏からは「子どもたちが水を恐れずに一生懸命チャレンジしてくれました。リオ五輪でも日本選手が頑張っていて、子どもたちにも少なからず影響を与えたと思います。今回の水泳教室に参加した子どもたちの中から水泳選手に限らず、なんか夢や目標をもってもらえるようなきっかけの水泳教室となれば嬉しいですね」と子どもたちにエールを送った。

 水泳教室に参加した小学校2年生の根石咲良(ねいし・さら)さんは「水泳教室がとても楽しかった。五輪のメダルを手に取りましたが重かったです。将来、オリンピックの選手になれたらいいなって思いました」と笑顔で将来の夢を話した。

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