「金以上の銀」栄チームリーダー「最後は勝って終わるのが彼女の夢」

[ 2016年8月20日 05:30 ]

<リオ五輪 レスリング> 決勝で敗退して涙をこらえる吉田

リオデジャネイロ五輪レスリング・フリースタイル女子53kg級決勝

(8月18日 カリオカアリーナ)
 至学館大時代から二人三脚を続けてきた栄チームリーダーは「負けたことは悔しいが、金以上の銀メダルと言いたい」と称賛した。

 おごることなく、いつも練習では先頭に立って声を出していた。監督やコーチ、選手との橋渡し役も吉田だった。「金メダルを獲ったら引退という言葉を出してもいいぐらいの話はしていた。初戦から2人で“これで最後だよ”と言っていた」と有終の美を飾れるように全力を尽くしてきた。「勝って終わるのが彼女の夢だった。もう一回目指す気持ちになれるのか」と教え子の心中をおもんぱかった。

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2016年8月20日のニュース