室伏氏がIOC選手委員落選、露イシンバエワ当選

[ 2016年8月20日 05:30 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)は18日、リオ五輪の開催中に行われた選手委員選挙の投票結果を発表し、陸上男子ハンマー投げで04年アテネ五輪金メダルの室伏広治氏(41)は、4枠を争って立候補した23人中、10番目の1070票で落選した。

 ロシアのドーピング問題で五輪参加を禁じられた女子棒高跳びの世界記録保持者、エレーナ・イシンバエワ(34)が4位の1365票で当選。同一競技からは1人しか当選できないため、陸上で2番目の室伏氏は295票差で落選の憂き目に遭った。

 選手委員会は五輪運営などに選手の意見を反映させるための組織。選手委員は任期8年のIOC委員にも就任する。室伏氏は「精いっぱいやった。これ以上はできないと思う」と述べた。イシンバエワは「五輪の選手たちが私に(発言するための)声を与えてくれた」と話した。

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2016年8月20日のニュース