水谷 王者・中国超えへ決意新た「まず中国以外に絶対勝てる国に」

[ 2016年8月18日 21:10 ]

一夜明け会見を行った(左から)丹羽孝希、水谷隼、吉村真晴

 卓球男子団体で史上初の銀メダルを獲得した日本代表メンバー3人が18日、リオデジャネイロ市西部のジャパンハウスで一夜明け会見を行い、水谷隼(27=ビーコン・ラボ)が「まずは中国以外の国に絶対勝てる国までに成長しなければ」と王者・中国を倒すための第一歩を口にした。

 団体戦決勝で自身は世界ランキング3位の許キン(26)を破り、「中国を倒すことは不可能じゃないなと皆さんに見せられた」と自信を口にした水谷。だが、決勝で挙げた白星はこの1勝のみ。最終的には1―3で敗れ、中国の3連覇を阻止できなかった。

 「今回銀メダル取りましたけど中国以外のドイツや韓国、香港だったり、日本はその国に負ける可能性はまだまだある。まずは中国以外の国に絶対勝てる国までに成長して、日本が見るのは中国の壁だけとならなければ、中国を倒すのは難しい」と上を目指しつつも、銀メダルが決して盤石なものではないという自覚もある。「東京オリンピックまで4年あるので、4年間しっかり練習してもっともっと成長していきたいです」と20年東京五輪へ意気込んだ。

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