日本は5位入賞 入江が仲間たたえる「3人は僕にとってのヒーロー」

[ 2016年8月14日 11:48 ]

日本チームは400mリレーで5位入賞(左から)小関、入江、藤井、中村克

リオデジャネイロ五輪・競泳

(8月13日)
 男子400メートルメドレー決勝で、入江陵介(26=イトマン東進)、小関也朱篤(24=ミキハウス)、藤井拓郎(31=コナミ)、中村克(22=イトマン東進)で臨んだ日本は3分31秒97で5位。04年のアテネ大会から続いていた同種目のメダル獲得は3大会で途切れたが、5位入賞を果たした。

 プールから上がった4人は、それぞれが違った表情。入江は「メダルなしで終わってしまって悔しいが、最後にメドレーリレーで後ろの3人を信頼して最後のレースに臨めた。3人は僕にとってのヒーロー」と仲間をたたえた。

 小関は悔しさをにじませながら「最後まで応援してくれた方々に感謝したい。世界のレベルが上がっていることが身に染みて分かった」とコメント。「4年後のオリンピックに向けて何ができるかをしっかり考えたい」と前を向いた。

 ベテランの藤井は「未熟な面もありましたけど、全力で泳いだ結果なので受け止めたい」と淡々とした様子。「この種目で日本が戦っていくために後輩たちに受け継いでいきたい」と語った。

 「本気でメダルを狙っていたのでかなり悔しい」と涙をぬぐったのはアンカーの中村克。「こういう悔しい気持ちが来年、再来年、4年後の東京につながると思う。また一から頑張りたい」と東京五輪での雪辱を誓った。

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2016年8月14日のニュース