璃花子の夏「悔しさの方が大きい」最多7種目出場も最後はW予選敗退

[ 2016年8月14日 05:30 ]

女子400メートルメドレーリレー予選でレースを終えた(左から)酒井、池江、鈴木。下はアンカーの内田(共同)

リオデジャネイロ五輪 女子50メートル自由形予選

(8月12日)
 16歳の池江璃花子(ルネサンス亀戸)は25秒45の36位で敗退した。バタフライを務めた女子400メートルメドレーリレーでも3分59秒82の10位で予選落ち。日本勢最多の7種目に出場した高校生の初五輪が終了し「喜びよりも悔しさの方が大きい」と唇をかんだ。

 ロケットスタートだった。100メートルバタフライは予選から決勝まで3連続で日本記録を更新。照準を合わせてきたレースで計画通りにタイムを伸ばした。だが「そこで気持ちが緩んで、他の種目があまり結果良くなかったという原因があるんじゃないかと思う」と反省。しかも、6位に入賞した一方で同い年のカナダ選手が銀メダルを獲得。昨夏の世界ジュニア選手権で勝利した相手に実力差をつけられ「私はまだまだだなと痛感しました」と脱帽した。

 あくまでも当初からの目標は東京五輪での金メダル。4年後へ視線を上げて「7種目中、1、2種目しか調子が上がらなかった。20年は何種目に出るか分からないけどたくさんの種目に出ても結果を残したい」と気持ちを切り替えた。

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2016年8月14日のニュース