松本薫 2大会連続メダル 帰国したら「温泉入りたい」

[ 2016年8月9日 10:26 ]

女子57キロ級で銅メダルを獲得し、スタンドの声援に笑顔で応える松本薫

リオデジャネイロ五輪 柔道女子57キロ級3位決定戦

(8月8日 カリオカアリーナ)
 リオデジャネイロ五輪は第4日の8日(日本時間9日)、柔道女子57キロ級の3位決定戦を行い、松本薫(28=ベネシード)が連珍羚(28=台湾)を優勢勝ちで下し、銅メダルを獲得した。

 前回ロンドン大会では金メダルを獲得。連続金メダルとはならなかったが、2大会連続でメダルを手にした松本。惜しくも準決勝では世界ランク1位のドルジスレン・スミヤ(モンゴル)に1本負けし、「金メダルを目指していたので、負けた時はどう切り替えようと思ったが、何も持たないまま日本に帰れないと思って闘った」と3位決定戦に臨み、見事メダルを獲得した。

 表彰式を終え、松本は9日放送(日本時間)の日本テレビ系の情報番組「スッキリ!!」(月~金曜前8・00)にVTRで生出演。「目指していたものは金メダルですが、メダルを取れたという安心感で…甘酸っぱい気持ちです」と心境を告白した。

 前回ロンドン大会からの4年間は「すごく長かった。何回もやめようかと思ったことがあった」と明かしたが「父をリオに連れて行くという約束をしていたので、それが大きな原動力になりました」と笑顔で語った。プレッシャーも強く感じていたといい、重圧から解き放たれた松本は「(日本に帰ったら)温泉に入りたい」と話し、ほっとした表情を見せた。

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2016年8月9日のニュース