愛は貫禄18分で圧勝「2人とも初戦で負けるわけにはいかない」

[ 2016年8月9日 05:30 ]

3回戦 ルーマニア選手と対戦する福原

リオデジャネイロ五輪 卓球女子シングルス3回戦

 世界ランキング8位の福原愛(27=ANA)が8日、初戦となる3回戦に登場し、同58位のモンテイロドデアン(ルーマニア)に4―0でストレート勝ちした。

 04年アテネ五輪に15歳で初出場してから12年。4度目の五輪ではベテランらしい試合運びで、格下をわずか18分で一蹴し「初戦にしては凄くいい試合ができた。3回の五輪の経験を生かせたらと思って準備した」と納得顔で話した。

 石川の初戦敗退を受け「4年間、佳純ちゃんがどれだけ頑張ったか、一ライバルとして近くで見ていた。私も悔しい」と奮起。「2人とも初戦で負けるわけにはいかない。どんな形でもいいから勝ちたかった」と女子最後の砦(とりで)としてのプライドをにじませた。目標はメダル獲得。「すべての試合でこんなに簡単に勝てない。しっかり準備して、厳しい戦いを勝ち抜くように頑張りたい」と気を引き締めた。

続きを表示

2016年8月9日のニュース