内村痛恨ミス!ポケモンGOで通信料50万円 定額プラン外れ…

[ 2016年8月2日 06:30 ]

31日の練習で白井(左)と言葉を交わす内村

 キングが思わぬ敵に遭遇していた。体操男子で12年ぶりの団体総合V奪回、個人総合で連覇を狙う内村航平(27=コナミスポーツ)は順調な調整を続け、1日はリオ入り後初めての完全オフ。「体の反応はいい」と話しているようにコンディションは上々だが、実は7月25日までの事前合宿地・サンパウロでは大ピンチに陥っていた。

 21日にサンパウロに入った後、爆発的な人気を集めているスマートフォン向けゲーム「ポケモンGO」のアプリをダウンロード。データ通信の設定を誤り、定額制プランから外れたまま、現地でゲームが未対応なことを知らずに使い続けた。ふと携帯電話の通信料を確認した内村は、目を疑った。「50万円…」。何度も見直したが、間違いなかった。キングらしからぬ痛恨のミスに、どや顔どころではない。「あの日の食事会場での航平さん、表情が死んでいました」と白井健三(19=日体大)は証言する。

 日本にいる千穂夫人(27)にもあきれられたが、五輪を含めた世界大会で11個の金メダルを誇る内村には“金運”もあった。リオ入り後に携帯会社に電話して事情を説明すると、同様のケースにならって1日約3000円の定額料金に収める救済措置を取ってくれたという。「本当に助かった」と胸をなで下ろし、「早くブラジルでも遊べるようになってほしい」と笑顔で熱望。最悪の事態を回避し、金メダルへGOサインだ。

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2016年8月2日のニュース