九重親方訃報に芸能界も衝撃 能町氏「都知事選どころではない」

[ 2016年7月31日 19:30 ]

能町みね子氏

 「小さな大横綱」と称された元横綱千代の富士の九重親方(本名秋元貢=あきもと・みつぐ)が31日、東京都内で死去した。九重部屋関係者が明らかにした。61歳。北海道福島町出身。

 エッセイストで相撲愛好家の能町みね子氏はツイッターで「九重親方が亡くなったショックでそれどころではない」と沈痛。この日投開票の東京都知事選について、正午すぎから頻繁に投稿していたが、突然の訃報にショックに見舞われた。「私は九重親方に結局会うことはできなかった」と悲しみに暮れた。

 脳科学者の茂木健一郎氏はツイッターで「そんな。早すぎます。ヒーローでした。信じられないくらい速い相撲と、力強い技。引退の時に開口一番『体力の限界』とおっしゃったあの姿が忘れられません。ご冥福をお祈りします」と早すぎる死を悼んだ。

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)もブログで「え?お亡くなりになった?うそだ!信じられない。大好きだった。子供の頃見た最強で最高にかっこいい横綱だったから。うそだ、信じたくない、しかし本当のようだ…心より御冥福をお祈り申し上げます」とつづった。

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2016年7月31日のニュース