新貴乃花部屋が始動、江東区に移転 地域住民にちゃんこ振る舞う

[ 2016年7月27日 17:40 ]

貴乃花部屋が移転し、住民らにちゃんこ鍋を振る舞うおかみさんの景子夫人

 東京都中野区から移転した大相撲の貴乃花部屋が27日、江東区の新部屋で土俵祭りを行い、始動した。師匠の貴乃花親方(元横綱)や3代目若乃花の兄弟横綱らが育った思い出の地から離れたが、かつてと同じ看板を掲げて伝統を受け継ぐ。19歳の十両佐藤は「心機一転、頑張っていく」と意気込んだ。

 約500人分のちゃんこ鍋を地域住民らに振る舞う場面もあった。師匠は来客対応のため、その場に姿を現さなかったが、おかみさんの景子夫人は「皆さんに声を掛けていただいた。(師匠も)大変ありがたいと言っている。地元の方に愛されるような部屋にしていきたい」と感謝した。

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2016年7月27日のニュース