三宅 連続メダルへ悲壮「奇跡信じる」重量挙げ代表らリオへ

[ 2016年7月26日 18:33 ]

 リオデジャネイロ五輪に出場する重量挙げ、セーリングとホッケー女子の日本代表が26日、成田空港から現地へ出発し、重量挙げ女子48キロ級のロンドン五輪銀メダリストで、腰などに痛みを抱える三宅宏実(いちご)は「力を出し尽くさないと厳しい。奇跡を最後まで信じたい」と悲壮な決意を口にした。

 三宅は競技がドーピング問題に揺れていることについては「スポーツはフェアであってほしい」と語った。女子53キロ級の八木かなえ(ALSOK)は「8位入賞を目指す。順調にきたので、本番で力を出し切るだけ」と笑顔で話した。

 4大会連続の出場となるホッケー女子の永井祐司監督は「国内でしっかりと準備ができた。相手の倍走り、奪ったボールを攻撃につなげるホッケーができればメダル争いに食い込める」と自信を見せた。チームは8月1日から1次リーグで別の組に入ったニュージーランド、中国、韓国とリオデジャネイロで強化試合を行う予定。

 セーリング女子レーザーラジアル級の土居愛実(慶大)は、男子470級の一斗(アビーム)ときょうだい出場となり「海から戻った時にうまく気持ちを切り替えられると思う」と兄の存在が頼もしそうだった。

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2016年7月26日のニュース