IOC会長はロシアのリオ除外に否定的 ソチ五輪ドーピング不正問題

[ 2016年7月15日 05:30 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は13日、ロシアの組織的なドーピング問題で14年ソチ五輪の検査に対する不正が立証されても、リオ五輪でロシア選手団全体の参加を禁じる処分に否定的な見解を示した。

 世界反ドーピング機関(WADA)が調査しているソチ五輪の不正疑惑は18日に報告書が公表される。バッハ会長は「競技団体のトップに不正があったとしても、参加する全選手の処分は考えないだろう。大事なのは事実に基づく決断であり、連帯責任と個人の権利のバランスだ」と述べた。

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2016年7月15日のニュース