IOC会長 相次ぐ出場辞退でリオ五輪後にゴルフの評価を再検討 

[ 2016年7月14日 09:07 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は13日、リオデジャネイロ五輪のゴルフでジカ熱への懸念などを理由に男子トップ選手の出場辞退が相次いだことを受け、大会後に実施競技の評価を再検討する意向を示した。AP通信などが報じた。

 112年ぶりに五輪復帰するゴルフの男子では、ジェーソン・デー(オーストラリア)ら世界ランキング上位4選手や日本の松山英樹が参加を見送った。同会長は他競技を含め、リオ五輪後に評価を議題とする会議を開く方針で「競技を評価する主要な分野でトップ選手の参加がある」と指摘した。さらに「個人の意思を尊重しなければならない」との立場を強調した上で「ゴルフの世界で彼らがどんな議論をして決断に至ったのか関心がある」と付け加えた。

 ゴルフは2020年東京大会でも実施されることになっている。(共同)

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2016年7月14日のニュース