遼 5カ月ぶり復帰戦は新婚初戦 新1Wに手応え

[ 2016年7月7日 05:30 ]

3番、ティーショットを放つ石川遼

 男子ゴルフのメジャー第2戦、日本プロ選手権日清カップは7日、北海道クラシックGCで開幕する。腰痛のため長期離脱していた石川遼(24=CASIO)は2月の米ツアー、フェニックス・オープン以来5カ月ぶりの復帰戦となる。新スイング、新1Wでまずは予選通過を目指す。

 18ホールを回った石川は「大きなことを言える状態ではない」と話した。腰に痛みはないが、ゴルフは万全ではない。

 2月に腰痛を発症し離脱。4月にアイアンのフルショットを再開したが、1Wを振ると痛みがあった。「ドライバーだけ痛みがあるのは、ドライバーだけスイングが違うと気づいた」。そこで1Wショットを改善するため、アイアン同様にダウンブローのスイングに修正した。新スイングに最適な1W探しにも着手。ヘッドの重心距離が短く球をつかまえやすい「キャロウェイ・コレクション」の投入を決断した。

 3月に一般女性と結婚しており新婚初戦にもなる。新たなモチベーションになっているのは確かだ。「このコースで(1日)2アンダーで回れたら自分にとって良いスコアだと思う。ぜひ日曜日までプレーしたい」と控えめに目標を設定した。

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