ガトリン 9秒80の今季世界最高で優勝

[ 2016年7月4日 15:23 ]

陸上米選考会 優勝したガトリン

 陸上の米国五輪代表選考会は3日にオレゴン州ユージンで3日目の競技を行い、男子100メートル決勝では昨年の世界選手権(北京)で2位となったジャスティン・ガトリン(34)が9秒80の今季世界最高をマークして優勝。金メダルを獲得した04年のアテネ五輪を含め、3度目の五輪出場を決めた。世界選手権3位のトレイボン・ブロメル(20)が9秒84で2位、マービン・ブレイシー(22)が9秒98で3位に入った。

 9秒69の世界歴代2位の記録を持つタイソン・ゲイ(33)は10秒03で5位。五輪3大会連続の出場はならなかった。

 十種競技ではロンドン五輪の覇者で世界記録保持者のアシュトン・イートン(28)が8750点で1位。男子400メートル決勝では北京五輪で金メダルを獲得しているラショーン・メリット(30)が今季世界最高の43秒97で優勝した。

 女子400メートル決勝では200メートルとのダブル代表を目指すアリソン・フェリックス(30)が49秒68で1位。同100メートル決勝ではイングリッシュ・ガードナー(24)が10秒74で制し、5位までが10秒台を記録した。

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