村山紘「1桁順位目指す」 リオ五輪陸上へ旭化成勢

[ 2016年7月1日 18:26 ]

 陸上男子のリオデジャネイロ五輪長距離代表の村山紘太とマラソン代表の佐々木悟の旭化成勢が1日、宮崎県延岡市の旭化成陸上部クラブハウスで記者会見した。ともに初の五輪に向け、1万メートルの日本記録保持者の村山紘は「1桁の順位を目指す」と意気込み、昨年の福岡国際マラソン3位の佐々木は「自分の力を出し切ることだけ考える」と抱負を語った。

 村山紘は昨年の世界選手権に双子で出場した兄の謙太が五輪切符を逃したことに「正直、2人でリオに出たかった。今の目標は東京五輪で一緒にマラソンを走ること」と言った。佐々木は「故障もなく、スムーズに練習している。万全の状態でリオに乗り込みたい」と口にした。1984年ロサンゼルス五輪マラソン4位の宗猛総監督は「紘太はベストの状態をつくって臨めば8位入賞も可能。マラソンは東アフリカ勢をいかに抑えるかが勝負」と話した。

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2016年7月1日のニュース