稀勢“量より質”「30番やるより集中して15番」

[ 2016年6月30日 10:30 ]

稀勢の里(右)は若い衆に動画を撮らせ、立ち合いをチェック

 大相撲名古屋場所(7月10日初日、愛知県体育館)へ向け、大関・稀勢の里は愛知県長久手市の田子ノ浦部屋で小結・高安と14番取って13勝1敗。「昔に比べれば(番数は)だいぶ少なくなったが、30番やるより集中して15番、20番やった方がいい。なれ合いにならないように、(相手に)力を出させるようにやっている」と“量より質”を心がけている。

 番付発表直後のこの時期は「しっかり体をつくって、ブレを修正していく」ことも狙い。全体の稽古終了後は若い衆に立ち合いの動画を撮らせ微妙なズレを調整していた。

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2016年6月30日のニュース