甲斐 日本選手権初Vも“通過点”「五輪で7メートル跳びたい」

[ 2016年6月25日 05:30 ]

<陸上日本選手権>女子走り幅跳びで優勝した甲斐好美。左は2位のヘンプヒル恵、右は3位の清水珠夏=パロマ瑞穂スタジアム

陸上 日本選手権 第1日

(6月24日 愛知・パロマ瑞穂スタジアム)
 女子走り幅跳びで日本陸連が定めた派遣設定記録をただ一人突破していた22歳の甲斐が貫禄を示し初の五輪切符をつかんだ。

 ただ自己記録に48センチ及ばない6メートル36の記録には不満げな様子で「(日本選手権で)いいパフォーマンスを見せられず申し訳ない」と渋い表情だった。大学時代から陸上部ではなく、クラブチームで腕を磨く独自のスタイルを取る。日本選手権初制覇にも満足せず「今回は通過点。五輪で7メートルを跳びたい」と強調した。

 ◆甲斐 好美(かい・このみ)女子走り幅跳びで6メートル84の日本歴代2位の記録を持つ。宮崎・日向学院高出。大学時代から陸上部に所属せず、クラブチーム、VOLVERで活動。1メートル53、51キロ。22歳。埼玉県出身。

続きを表示

2016年6月25日のニュース