近藤、ベイカーらが帰国 メキシコの柔道マスターズ大会で優勝

[ 2016年5月31日 20:10 ]

 柔道の世界ランキング上位で争うマスターズ大会に出場したリオデジャネイロ五輪の日本代表らが31日、メキシコから成田空港に帰国し、優勝した女子48キロ級の近藤亜美(三井住友海上)は「五輪への調整のつもりではなく、優勝しようと思って臨んだ。すっきり、さっぱりという感じ」と充実の表情を浮かべた。

 男子90キロ級のベイカー茉秋(東海大)は強豪を撃破して優勝し、日本勢で唯一の世界ランキング1位として五輪を迎える。「第1シードで出たかった。1位は僕だけというのは格好いい」と誇らしげに笑った。五輪2連覇を狙う女子57キロ級の松本薫(ベネシード)はまさかの初戦敗退。「リオを意識しすぎて練習をやりすぎたのが大きな原因。反省を生かして準備をする」と引き締めた。

 リオ五輪では日本男子の7人全員がシード権を獲得。井上康生監督は「全員が8位以内に入ってくれたのは狙い通り。順調に進んでいる」と満足そうだった。

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2016年5月31日のニュース