スペイン選手も陽性と通知 北京五輪ドーピング再検査

[ 2016年5月26日 10:46 ]

 スペイン・オリンピック委員会は25日、2008年北京五輪のドーピング再検査で、国際オリンピック委員会(IOC)からスペイン選手が陽性反応を示したと通知を受けたことを発表した。選手名や人数は公表されていないが、AP通信によると、陸上女子100メートル障害のジョセフィン・オニアが含まれている。

 IOCは17日、世界反ドーピング機関(WADA)と連携し、北京五輪の薬物検査で採取した454件の検体を最新の技術で再検査した結果、12カ国・地域から6競技の計31選手が陽性反応を示したと公表した。予備のB検体は6月上旬に結果が出るとしている。

 この問題でロシア・オリンピック委員会は24日、IOCからロシア選手の3競技、14人に陽性反応の通知を受けたと発表している。(共同)

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2016年5月26日のニュース