奈良 全仏3年連続初戦突破 相手が負傷棄権「運もあった」

[ 2016年5月26日 05:30 ]

ポイントを奪い、ガッツポーズする奈良

全仏オープンテニス 女子シングルス1回戦 奈良5―7、6―3、2―0、棄権 アレルトバ

(5月24日 パリ・ローランギャロス)
 世界91位の奈良くるみ(安藤証券)が3年連続の初戦突破を果たした。

 同70位のアレルトバ(チェコ)に第1セットを落としながら挽回し、最後は相手が負傷で棄権。「運もあったが、一つ勝てて凄くうれしい」。昨オフは世界を転戦するエキシビションマッチ「IPTL」にフル参戦。ほとんどオフが取れず、モチベーションの維持に苦しんだため4月中旬から日本で約2週間、休養した。全仏欠場も考えたが「刺激のある生活に戻りたい」と10日ほど前に本格的に練習を再開し、出場を決めたという。「この勝利を次につなげたい」と語る目に闘志が戻っていた。

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2016年5月26日のニュース