錦織　次戦ベルダスコ戦は「今日よりも思い切って自分の早いペースに」

バックハンドでリターンを放つ錦織（ＡＰ）

全仏オープンテニス第４日・男子シングルス２回戦 錦織圭―アンドレイ・クズネツォフ

（5月25日 パリ・ローランギャロス）
　ストレート勝ちで２年連続の３回戦進出を決めた世界ランキング６位で第５シードの錦織圭（２６＝日清食品）は試合後、表情に余裕を漂わせた。

　――途中からペースを緩めた

　どちらかというと打ち合いをあきらめてテンポを変えないといけないと思った。男としてはなかなか辛い判断だったが、高いボールもまぜてリズムが変わってきた。

　――最初は真っ向から打ち合っていった

　最初からバンバン打って勝てたらいいけど、今日の相手は胸の下の位置で打たせるとフォアもバックも上手い。最初は様子を見すぎた。１―３になってまずいなと思った

　――３回戦の相手はベルダスコ

　今日の相手とは全く別のタイプ。今日よりも思い切って自分の早いペースに持っていきたい。