松山 米ツアーで「熊本・九州」バッジ配布、スコットら強豪賛同

[ 2016年5月6日 16:31 ]

米男子ゴルフツアー大会の会場で、熊本地震の被災者を応援するバッジを着けてプレーする松山英樹(左)と同組のリッキー・ファウラー

 男子ゴルフの松山英樹選手(24)が5日、米ノースカロライナ州シャーロットで開幕した米ツアー大会の会場で「熊本・九州」「ACTION for 日本」と書かれた赤と白のバッジを配り、多くの選手が帽子などに着けてプレーした。

 松山選手にとっては熊本地震発生後、最初の実戦。同組だった世界ランキング3位のロリー・マキロイ選手(英国)らには通訳から教わった英語で説明して手渡したという。

 交流の深いアダム・スコット選手(オーストラリア)ら多くの強豪が賛同し、中継テレビの画面には「熊本」の文字が何度も映し出された。東日本大震災で被災した宮城県出身の岩田寛選手も帽子に着けてコースを回った。

 帰国していた4月にはサイン会を開いて義援金を集めた。第1日は101位と振るわず「全力を出すことが一番良いこと。結果につながらなかったけど、しっかりと切り替えてやりたい」と巻き返しを期した。(共同)

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