西岩親方、パンチに破壊力 世界王者と合同練習 転向は「ない」

[ 2016年5月5日 16:00 ]

 28日に引退相撲を控える大相撲の西岩親方(元関脇若の里)が5日、親交のある世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級王者の河野公平とライトフライ級王者の田口良一(以上ワタナベ)と合同練習し、パンチの破壊力を見せつけた。

 ストレートやアッパーなどの打ち方を教わると、ミットで受けた河野をたじろがせた。自身は四股の踏み方や立ち合いなどを教えた。練習内容には「下半身を使うなど、ボクシングと相撲には共通点がたくさんある」と満足げだった。

 親方は「現役時代より体重が減ってしまったので太って高見盛(元小結、現振分親方)に挑みたい」とも。今後については「どんなことがあっても、(他の)格闘技に転向することはない」と笑いながら話した。

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2016年5月5日のニュース