バド、リオ五輪代表決定 タカマツ組、佐々木翔ら5種目6枠

[ 2016年5月5日 15:02 ]

試合に勝利しタッチを交わす高橋礼華(左)と松友美佐紀

 世界バドミントン連盟(BWF)は5日、リオデジャネイロ五輪出場選手が決まる世界ランキングを発表し、日本は5種目で計6つの五輪出場権を獲得した。

 4月28日発表の世界ランキングで違法カジノ問題が明るみになった桃田賢斗(21=NTT東日本)の名前が外れたことで、男子シングルスの日本人最上位となった佐々木翔(33=トナミ運輸)は、27位でこの種目唯一の出場権を獲得。女子シングルスは、5位の奥原希望(21=日本ユニシス)、11位の山口茜(18=再春館製薬所)の2人がリオ五輪に出場する。

 メダルの期待が大きい女子ダブルスの高橋礼華(26)、松友美佐紀(24)組(日本ユニシス)は、世界ランク1位をキープして出場権を獲得した。

 代表選手は、9日に都内で会見を行う。

 リオ五輪代表は以下の通り。【 】の数字は世界ランキング

 ▽男子シングルス 【27】佐々木翔(33=トナミ運輸)
 ▽女子シングルス 【5】奥原希望(21=日本ユニシス)、【11】山口茜(18=再春館製薬所)
 ▽男子ダブルス 【7】遠藤大由(29)早川賢一(30)組(日本ユニシス)
 ▽女子ダブルス 【1】高橋礼華(26)松友美佐紀(24)組(日本ユニシス)
 ▽混合ダブルス 【18】数野健太(30)栗原文音(25)組(日本ユニシス)

 ▼世界バドミントン連盟のリオ五輪選考規定 15年5月4日から16年5月1日までの1年間で獲得するランキングポイントにより、16年5月5日に発表するBWF世界ランキングで各種目の出場選手を決定する。シングルスは、1~16位に2人以上がランクインしている国からは2人、そうでない場合は1人が出場。ダブルスは1~8位に2組以上がランクインしている国からは2組、そうでない場合は1組が出場権を得る。

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2016年5月5日のニュース