萩野と瀬戸が合同練習 競泳五輪代表の合宿公開 お互いに刺激

[ 2016年5月2日 21:55 ]

競泳のリオ五輪日本代表合宿で調整する萩野公介

 競泳のリオデジャネイロ五輪代表が2日、東京都内で合宿を報道陣に公開し、男子400メートル個人メドレーで金メダルを狙う萩野公介(東洋大)と瀬戸大也(JSS毛呂山)が合同練習を行った。萩野は「すごくいい刺激を受けながらできている」と話し、手応えを感じている様子だった。

 個人メドレーの各泳法の100メートルを5回ずつ、休憩を挟みながら泳いでしのぎを削った。萩野は得意の背泳ぎで世界選手権2連覇中のライバルを引き離すなど現時点での力の差を見せ「いい練習を積めている」と納得顔。瀬戸も「公介がいるから頑張れる」とレベルアップへ闘志を燃やした。

 代表選考会だった4月の日本選手権の女子200メートル平泳ぎを2分19秒65の日本新記録で制し、2分19秒11の世界記録も視野に入れる主将の金藤理絵(Jaked)は五輪本番の目標タイムを問われ「日本記録を更新すること。理想は2分18秒台」と宣言した。女子の15歳、池江璃花子(ルネサンス亀戸)はリラックスした様子で「少しずつ体力を上げていけたら」と話した。

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2016年5月2日のニュース