稀勢の里、連合稽古途中で引き揚げ 右脚の不調訴える

[ 2016年5月2日 18:59 ]

 好調が伝えられた大関稀勢の里だが、二所ノ関一門の連合稽古最終日の2日は申し合いをしなかった。千葉県船橋市の二所ノ関部屋へ出向いたが、右脚の不調により稽古途中で引き揚げた。

 四股を軽く踏んだ後、二所ノ関親方(元大関若嶋津)に自ら痛みを申し出た。同親方によると、1日に大関琴奨菊との稽古で転んだ際、俵に打って負傷したという。

 けがは仕方ないが、周囲は肩透かしを食った格好で、二所ノ関親方は「途中で帰ったのか」。尾車親方(元大関琴風)も「残念だよなあ」と複雑な表情だった。

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2016年5月2日のニュース