リオ五輪体操テスト大会で停電 水鳥強化本部長「改善してほしい」

[ 2016年4月21日 16:42 ]

 日本体操協会の水鳥寿思男子強化本部長が21日、リオデジャネイロ五輪テスト大会の視察を終えて成田空港に帰国し、競技中の停電で進行が遅れるなど運営面で問題があったことを明らかにした。選手のゼッケンが紙製のため演技中に破れることもあったそうで「電力の問題も含めて本番までには改善してほしい」と要望した。

 会場周辺の道路が未完成のため迂回路を通ったという。「(開幕まで)あと3カ月で大丈夫なのか」と不安を漏らした。

 個人総合でトップだったオレグ・ベルニアエフ(ウクライナ)は前回王者の内村航平(コナミスポーツ)の強敵とみられており、水鳥強化本部長は「シビアな採点で92点台は強い。怖い存在」と警戒した。

続きを表示

2016年4月21日のニュース